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オレ部

京大生のひとり部活動、その名もオレ部!

齋藤孝『15分あれば喫茶店に入りなさい。』を読んだ。

「少ないながらもお金を稼げるようなエッセイを書こう」というのが、僕の今後の大学生活の目標の一つになった。

 

本書は、喫茶店大好きマンの明治大学教授・齋藤孝先生が、喫茶店(本書ではカフェも喫茶店に含むとして書かれている)の魅力・有効活用法から、現代を生きる社会人の習得すべき時間活用法・勉強法について書かれた本だ。僕は斎藤先生の教養主義的な考え方が好きで斎藤先生の著作を古本屋で見つけてたら購入するようにしている。

 

喫茶店はマダムが息子の勉強の出来具合や他人の不幸をネタに長話をする場所なのではと早計に決めつけてしまってこれまで過ごしてきた僕だったが、それは誤解だった。スタバはちょっと背伸びしたい高校生と集う場所だと思っていたが、それも誤解だった。スマホがあれば大体の情報が手に入ると思っていたのも、誤解だった。

 

本書の内容を大胆に要約すると「現代人は喫茶店で進捗を生んで圧倒的成長しよう」ということになる。

 

喫茶店で飲み物を頼み、それをすこしずつちびちび飲みながら、それをペースメーカーにして集中力を高めてすべきことをする。喫茶店という公共的な場所、落ち着きが在りながら周りに人がいる環境で緊張感を高める。A4用紙に漠然とした不安を書き出していって今すべきことをはっきりさせる。スターバックスは大人がキャリアアップのための勉強をするための場となっている。スマホやPCで検索して情報を得るだけでは新しいアイデアはうまれていないということ。自分の経験を深く深く思い出して搔き出してつながりを見出すことで新たなアイデアが生まれること。

 

いろいろなるへそポイントはあったが、一番共感したのは、冒頭にも紹介した「少ないながらもお金を稼げるようなエッセイを書こう」ということだ。僕は本を読んだり、カープの試合をみたり、旅先で非日常的な経験をしたりして感情を抱く。最初は爆発的であった感情も、時の流れとともに加速的に薄れていく。その感情を、鉄は熱いうちに打て、ということで、即座に文章に書き起こして、エッセイとやらをこしらえていこうと思う。それも、独りよがりではない、他者にも分かり易い文章で。もっと文章を上手く書けるようになりたい欲が強い。ブログでの発信を通じて、練習していきたい。

 

また、そういう記憶を掘り起こす作業は喫茶店が適していると先生は言うが、僕は大学の食堂なんかでも似たような雰囲気が味わえると思っている。適度にざわざわしていて、周りの会話も聞こえたり聞こえなかったり。ただ、普段行きなれている場所ゆえに緊張感が乏しくなってしまうのは否めないかも。いままでバイト以外でほとんど喫茶店に出入りしたことがないが、ここは一丁、近所で良い喫茶店を探してみますか。

 

所要時間:50分くらい